人は「リスクのない」不確実性にハマる
バラススキナーのねずみの実験
①レバーを引くと確実にエサが出る
②レバーを引くと不定期にエサが出る
①よりも②の方がねずみはレバーを引くという結果が出た
この結果から「人は不確実性にハマる」と推測する書籍を見た
ギャンブルや、SNSにハマる人がその具体例だと。
SNSは自身の投稿やコメントにどんな反応がくるか分からないので、それがドーパミン効果として脳を刺激するのでハマるという主張
私はここに補足をしたい
人は「リスクがない、低い」不確実性にハマるのではないかと思う
SNSがもし一投稿一万円かかったとしてやるだろうか?
興味本位で初めて競馬に行った人が100万円賭けるだろうか?
人は自分が取れるリスクの中で、不確実性を娯楽として楽しんでいるはずだ
冒頭のねずみもそう
もし実験のレバーが強烈な苦痛を伴うものであれば②ではなく、①を積極的に引くのではないか?
ハイリスクハイリターンを好むギャンブラーもいるが、その人も自身のリスク許容範囲が広いのだ(資産がゼロになることを恐れていない)
この微妙なニュアンスの違いは大きい